本をよむこと
みなさんは、つらいとき、苦しいとき、誰に相談しますか?
困難や悩みにぶつかったとき、どんなふうに乗り越えていますか?
ある本に、こんな言葉が書かれていました。
「悩んだときは本を読む。本には先人の知恵が詰まっている。同じ経験をしてきた人の解決策が、きっと見つかる。」
この言葉に、私は深くうなずきました。
本を読むのが苦手だった私が、読むようになった理由
正直に言うと、私は本を読むのが得意ではありません。
活字が苦手で、長い文章はどうも眠くなってしまうタイプです(笑)
そんな私が、本を読むようになったきっかけは――元夫の病気でした。
元夫の突然の病気と、息子を抱えての看病生活
育休から職場に復帰して、まだ3週間ほど経った頃のこと。
元夫が精神疾患を発症し、1ヶ月ほどの入院ののち、自宅での療養が始まりました。
当時、息子はまだ1歳。
私は子育て仕事をしながら、夫の看病にも追われる日々。
「これから、どうすればいいの……」という不安は、いつも胸にありました。
周囲に相談しても、不安は拭えませんでした。
夜な夜なスマホで検索をしては、似たような体験談を探し続けていました。
図書館で出会った1冊の本
そんなある日、ネット検索で見つけた1冊の本。
「なにか生きていくヒントになるかもしれない」と思い、図書館で借りて読んでみました。
その中に、冒頭の言葉――
「悩んだときは本を読む」――がありました。
それを読んだとき、私は初めて「本を読むことの意味」を心から感じたのです。
活字が苦手とか、そんなことは言っていられない。
だって、これは私の人生に関わることだから。
読書は、生活と心を整えるツール
それ以来、子育て、仕事、生活に関する本など、気になるテーマを見つけては、図書館で借りて読むようになりました。平日の昼休み、息子の寝かしつけ後の時間を利用しての読書。
私にとっての読書のコツは、**「図書館で借りること」**です。
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借りればお金がかからない
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期限があるから「読もう」という気になる(延長もOK)
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家に本がたまらず、物が増えない(←片付け苦手な私には重要ポイント)
そして今は、息子にも本に親しんでもらいたくて、絵本を読む時間を大切にしています。
このブログも、誰かの「ヒント」になりますように
今の時代は、本だけでなくインターネットでもたくさんの「体験談」を読むことができます。
このブログも、そんな場所のひとつになれたら嬉しいです。
つらいとき、迷ったとき、不安なとき――
このブログが誰かの背中をそっと押し、明るい未来への一歩を踏み出すきっかけになれたら。
そんな思いで、これからも書き続けていきます。