この記事は「離婚準備シリーズ」の第3回です。
離婚に向けて4人の弁護士に相談した結果、D弁護士に正式に依頼することを決めました。
今回は、弁護士との契約から離婚協議が始まるまでの流れをご紹介します。
今後、弁護士に相談する予定のある方や、法テラスの利用を検討している方の参考になれば嬉しいです。
弁護士との契約と法テラスの手続き
D弁護士に依頼することを伝え、正式に契約を交わしました。
その際にまず行ったのが、弁護士費用を一時的に立て替えてくれる「法テラス」の申請です。
法テラス申請に必要だった書類
- 法律相談・援助申込書
- 世帯全員の住民票(発行手数料:200円)
- 資力証明書(私は源泉徴収票と、直近3か月分の給与明細を提出)
- 通帳またはキャッシュカードのコピー(返済用口座の確認のため)
- 戸籍謄本(発行手数料:450円)
※主婦(無職)の方は、非課税証明書を提出するのが一般的のようです。
弁護士を通じた協議のスタート
書面を通じて離婚の意志を改めて伝えることに加え
まずは相手に、アパートの荷物を撤去してほしいと考えていたため、
弁護士から相手へ「通知文(手紙)」を送ってもらうことに。
相手方への最初の通知内容
私が最初の通知文で依頼した内容は、以下の通りです:
- 私が離婚を強く望んでいること
- ◯月◯日までに、アパートの荷物を撤去してほしいこと
- 私に直接連絡をせず、弁護士を通じて連絡をしてほしいこと
- 協議が進まない場合は、調停・裁判に進む可能性があること
この通知によって、直接の連絡は大きく減り、精神的負担もかなり軽減されました。
…が、現実はそう甘くなく、その後も突然の電話や、実家への訪問が続くなど落ち着かない時期もありました。
それでも、「弁護士を通じてやり取りできる」という安心感は、心の支えになったと感じています。
弁護士とのやり取りの進め方
弁護士との打ち合わせは、対面では全部で4回ほど。
それ以外は、ほとんどメールと電話でやり取りしていました。
手紙の文面などは事前にメールで確認・修正ができたので、仕事を休むことなく進められたのも助かりました。
法テラスの審査結果と費用の支払い
約1か月後、自宅に法テラスの審査結果が届き、無事に援助が決定しました。
あわせて「援助決定通知書」と「着手金の請求書」も郵送で届きました。
■ 費用について
- 支払金額:130,040円
- 当初は月額10,000円ずつの分割払い → 一括払いに変更(電話で依頼)
弁護士との対面での打ち合わせは、離婚成立までの間で約4回。
やり取りの多くはメールと電話で進んだため、仕事を続けながらでも無理なく進めることができました。
まとめ|離婚協議の始まり
弁護士との契約と通知を終え、ようやく離婚協議がスタートしました。
とはいえ、ここからが本番。精神的にも体力的にも、決して楽な道ではありませんでした。
この経験が、同じように悩みながら前に進もうとしている方の
少しでも心の支えになれば嬉しいです。
▶︎次回の記事
「離婚協議から調停へ」について書く予定です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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