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家族が突然、精神の病気と向き合うことになったとき──
どう接すればいいか、何をすればいいか、正解が分からず不安で押しつぶされそうになりますよね。

私も、元夫が統合失調症を発症したとき、まったく同じ気持ちでした。
頼れる場所が分からず、情報も少なく、たった一人で抱え込み、涙が止まらない日もありました。

この記事では、家族としてどう寄り添い、気持ちをどう保ち、どんな支援を使ったのか──
実体験から“綺麗事なし”でお伝えします。
まずは「一人じゃない」と知ってほしい。
誰にも話せない不安を抱えている方、今同じように悩んでいるあなたへ、この記事が少しでも安心につながれば嬉しいです。

元夫の異変に気づいたきっかけと受診まで

数週間〜数ヶ月前から、元夫は転職先の仕事に強いストレスを感じていました。
毎晩、晩酌しながら悩み、頭を抱える姿が続いていましたが、当時はまだ異変とは気づいていませんでした。

異変に気づいたのは、ある朝届いた1通のLINE。

「トイレに手紙を置いたので、家のリビング以外で読んでください」

嫌な予感がしました。
子どもの予防接種で小児科にいく予定だった私は、急いで手紙を持って家を出ました。そして小児科の待合室で手紙を読みました。

そこには──
「アパートに盗聴器がある」「監視されている」などの文字。

その瞬間、はじめて“ただ事ではない”と気づきました。

その後、帰宅した元夫は「離婚しよう」と口にし、明らかに様子がおかしい。
私は元夫と子どもを連れて実家に避難し、家族に子どもを預けて彼と話しました。

しかし、
・外に誰かがいる
・話を聞かれている
・部屋の外で声がする
こうした訴えは続き、3日間ほぼ睡眠が取れず、私も彼も限界でした。

「精神科 夜間救急」を検索し、夜中に受診。
そして、そのまま入院となり、「統合失調症」と診断されました。

恐怖と混乱の中でしたが、
入院が決まった瞬間、心からホッとした私がいました。
「これで守ってもらえる」という安心があったからです。

受診までの流れ(私の実例)

  • 「地域名+精神科 夜間救急」で検索
  • 県庁HPの当番表で当番病院を確認
  • 病院に電話し状況を説明
  • 受診可能とのことで夜中に駆け込む
    ※可能であれば2名以上で連れて行くのがおすすめです。
    ※受診前には本人に説明し、納得してもらうことも大切。
  (参考)夜間救急検索サイト
https://wellnessplatform.jp/search/kyukyu/99seishin.html

受診先を選ぶときのポイント

臨床心理士さんのアドバイスで特に納得したのは、
「再発しやすい病気なので入院施設のある病院で継続通院した方が安心」
ということ。

実際、入院施設のある病院だと

  • 緊急時に受け入れてもらいやすい
  • 主治医が変わりにくい
  • 支援員が常駐していることが多い

    というメリットを感じました。

診断を受けて、まず私がしたこと

診断を受けたあと、私が最初にした行動は

“自分と同じ立場の人を探すこと” でした。

◎ネットで情報収集

  • 病気の一般情報
  • 「配偶者が統合失調症」の体験談
  • 夫婦の選択(共に生きる/別々の道を選ぶ)

特に体験談はリアルで、
「自分だけじゃないんだ」と少し救われる気持ちになりました。

◎本を読み込む

「心病む夫と生きていく方法(蔭山正子)」
この本は、まさに当時の私の気持ちと重なり、支えになりました。

そこから、
「精神に障害がある人の配偶者・パートナーの支援を考える会」
という団体やコミュニティの存在も知りました。

参加はしていませんが、
“相談先がある”と知るだけで心の負担が大きく軽くなりました。

病院の支援員から教えてもらったこと

支援員の方からは次のことを教えていただきました。

  • 病気について
  • 経過と症状
  • 再発リスク
  • 薬の重要性
  • 利用できる制度
  • 困ったときの相談窓口

資料を読み込むことで
「今の状況」と「これから何をすべきか」が整理でき、気持ちが落ち着きました。

実際に使った制度(家族の立場から)

  1. 自立支援医療
    通院の自己負担が1割になる制度。元夫の病院では窓口で申請でき、スムーズに利用できました。
    継続して治療を受けるための本当にありがたい制度です。
  2. 精神障害者保健福祉手帳
    税金の控除や各種サービスの割引などが受けられます。ただし──
    本人が手帳を持つことに抵抗を示すケースも多いです。元夫も抵抗があり、説得して1度だけ申請しました。
    この部分は、本人の意思を尊重しながら慎重に進めることを強くお勧めします。
  3. 障害年金
    条件に当てはまれば生活を支える重要な制度。元夫の場合は対象外でした。
【注意】
制度の適用条件や手続き方法は自治体や病院で異なります。

実際に利用する際は、支援員や自治体窓口で必ず確認してください。

病気発症後の日常の変化(症状の例)

  • 自発性の低下
  • 無気力・行動の遅さ
  • セルフネグレクト
  • 表情が乏しくなる

これらは本人の性格や努力の問題ではなく「病気の症状」です。

家族としてどう向き合ったか(私の場合)

私が意識したことは次のことです。

  • 「なるべく」余裕を持って接する(完璧は無理!)
  • ゆっくり、丁寧に話す
  • 家族として簡単な役割をお願いする(軽作業など)
  • 薬の管理と服薬確認(朝・昼・夜)
  • 危険物の管理(刃物など)
  • 日常の声かけ(入浴・薬・食事)
  • 本人の意思を尊重する
  • 症状が落ち着いたときに将来について話し合う

ひとこと🌱
「完璧に支える」よりも「長く続けられる支え方」を考えることが大事です。

家族自身の心を守るために必要だったこと

  • 専門家に話す(カウンセリングを受ける)
    私は、臨床心理士の知人に相談して心が軽くなり、大きく救われました。
    ”専門家に話す”ことは、心の健康に直結します。
  • 病院の支援員に相談
    担当外でしたが、話しやすい支援員さんは本当に頼りになり救われました。
    相性の良い人を見つけるのが大事です。
  • 自分を責めない
    発症は誰の責任でもありません。
    後悔がでるのは、それだけ”家族を想っている”証拠。
    どうか自分を責めないでください。
  • 周りを頼る
    「ひとりで抱え込まない」
    頼れる人に頼る勇気を持つ!
    この病気は長期戦。休むこと、少しの時間だけでも離れて過ごす時間を持つことは大切です。

自分自身の気持ちの整理(実例)

子どもを2人以上持ちたい気持ちはありましたが、現実を考え「今いる子を大切に育てよう」と心を整理し、気持ちを切り替えました。

また私は
”一人で生計を立てられるようにする”
と覚悟を決めました。

この覚悟が「早く働いてほしい」という焦りを消し、元夫の療養に集中して向き合えた理由の一つです。

仕事・看病・育児を一気に担った日々について

元夫の病気発症時、子どもは1歳、私は育休復帰直後。
毎月の通院の付き添い、家事・育児の同時進行で精神的にも体力的にも疲弊しました。

今振り返ると──
もっと周りに頼ればよかった
自分自身の休む時間を確保すべきだった、と強く思います。

家族を支える人こそ、休息が必要です。
共倒れになる前に、周りにもっと助けを借りてください。
自分自身の体調管理も優先させていいのです。

おわりに

私は医療従事者ではありませんが、家族として経験したことをすべて書きました。

今、同じように悩んでいる方がいるなら‥
どうかひとりで抱え込まないでください。
あなたにも、あなたの家族にも支援があります。
一人で悩まず、まずは誰かに話すことから始めてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
皆さんの毎日が”にこにこHAPPY”になりますように✨

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sin-taro
平成生まれのシングルマザー。日々奮闘しながら、シングルでもにこにこHAPPYに生きる姿を発信。