この記事は「離婚準備シリーズ」の第8回です。
私は別居後、協議離婚は自分たちだけでは難しいと判断し、弁護士に依頼しました。
今回は、法テラスの制度を利用しながら「離婚が成立するまでに実際にかかった費用の総額」についてまとめています。
あくまで私個人のケースとなりますが、これから離婚を考えている方や、費用面に不安のある方の参考になれば嬉しいです。
▶ 法テラスによる費用の目安はこちら:
https://www.houterasu.or.jp/site/soudan-tatekae/rikonhiyo.html
法テラス利用申請手続きにかかった費用
- 世帯全員の住民票 … 200円
- 戸籍謄本 … 450円
計:650円
弁護士費用(法テラス利用)
- 離婚協議・調停 … 130,040円
- 離婚裁判 … 200,040円
- 報酬(離婚成立時) … 88,000円
計:418,080円
※「40円」はおそらく事務手数料です。
裁判所への各種手続き費用
- 収入印紙(裁判申立用) … 13,000円
- 収入印紙(子の氏変更用) … 800円/子1人
- 郵便切手(返信用) … 110円
- 子の戸籍謄本 … 450円
- 父母の戸籍謄本(離婚記載あり) … 450円
計:14,810円
合計費用
総額:433,540円
費用を振り返って思うこと
決して安い金額ではありませんが、私の場合、弁護士のサポートがなければ離婚を成立させることは難しかったと思います。
実際には、この費用のほかにも別居中の家賃・光熱費・子どもの学資保険(相手名義)の支払いなどもあり、負担は少なくありませんでした。
「このお金があれば子どもにもっと何かできたかも…」という気持ちが全くないとは言いません。
それでも、法テラスの制度を活用したことで、経済的負担を抑えながら手続きを進められたのはとても助かりました。
弁護士に依頼してよかったこと
私にとって、弁護士に依頼してよかった最大の理由は、精神的な負担が大きく軽減されたことです。
子育てと仕事で忙しい中、相手と直接やり取りする時間や気力がなかった私にとって、代理で動いてもらえることは本当に大きな支えでした。
費用が不安で一歩踏み出せない方も、月額払いなどの選択肢もありますので、ぜひ制度を活用しながら、前向きな一歩を踏み出してほしいと思います。
離婚準備シリーズ、ついに完結!
以上で、全8回にわたってお伝えしてきた「離婚準備シリーズ」は終了です。
どの記事も、当時の自分の気持ちや状況を思い出しながら丁寧に綴ってきました。
これから離婚や改姓を検討している方の、少しでも参考になれば幸いです。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。