産後・育休明けの仕事復帰、「いつ、どのように働くか」が大きな悩みですよね。
「子育てと仕事の両立ができるかな」「保育園は大丈夫かな」「職場の理解は得られる?」──不安は尽きません。私も同じように悩みました。今は毎日2時間の時短勤務を4年間利用しています。今回はその実体験をもとに、時短勤務のメリット・デメリットをまとめてみました。これから復帰を考えているママの参考になれば嬉しいです。
私の働き方と時短勤務を選んだ背景
私は約1年の産休・育休を経て職場復帰しました。復帰時に「通常勤務で戻るか」「短時間勤務を利用するか」を選択することができ、会社の制度では1日最大2時間の短縮が可能でした。
状況のポイント:
- 職種:事務(基本は2人体制)
- 復帰の悩み:残業が多く、以前は終電帰宅もあったため時短でこなせるか不安
- 決め手:上司(60代・男性)からの「短時間勤務は今しかできないんだから取得したら?」という後押し
時短勤務のメリット(私が実感したこと)
① 時間と心に余裕ができる
最大のメリットは「時間の余裕」です。仕事の拘束時間が短くなることで、保育園のお迎えに行けたり、帰宅後に料理や絵本を読んだり遊ぶ時間が取れます。時間に余裕があると心にも余裕が生まれ、子どもの行動にイライラせずに接することができ、親自身の自己肯定感も保たれます。
② 家事・育児との両立がしやすい
延長保育を極力使わずに済むため、結果的に家計の負担が軽くなることも(保育料の差や延長料による)。平日の夕方に子どもと過ごす時間が増えたことで、私の気持ちが安定し、毎日「子育てできている」という実感があります。
ポイント
時短勤務は「収入」面で犠牲がある一方、「時間」と「心の余裕」という大きなリターンが得られます。
時短勤務のデメリット(注意点と私の対策)
① 給料が減る
これは避けられない現実です。私のケースでは毎月5〜6万円の減額があり、家計への影響は大きかったです。それでも私は時間の価値を優先しました。各家庭の収入状況や生活費によって受け止め方は異なりますが、事前に家計の試算をしておくことをおすすめします。
② 同じ仕事量で効率化が求められる
勤務時間が短くなるのに仕事量は変わらない──このプレッシャーは大きいです。
私が実践した工夫は次のとおり:
- 業務の優先順位を毎朝確認する
- 単純作業は非常勤の方へ依頼する
- 上司へ進捗や負担をこまめに共有し、手が回らないときには調整などの相談をする
- どうしても時間が足りないときは昼休みや休日で補う(ただし常態化はNG)
③ 時短取得に伴う事務手続きが発生する
申請やシフト調整、問い合わせ作業などの対応は自分で進める必要がある場合が多く、勤務時間内に手続きを行うと業務が中断されることもありました。会社の制度に詳しくなっておくと負担が軽減されます。
④ 「早く帰る」ことへの罪悪感
慣れるまでは「仕事が残っているのに、自分だけ先に帰っていいのか」と罪悪感を感じていましたが、「限られた時間内でできることを精一杯やる」に考え方を切り替えたことで気持ちが軽くなりました。
思わぬメリット(成長の実感🌱)
- 優先順位の付け方が上手くなった:やるべきことと後回しにできることを判断できるように。
- 作業効率が上がった:時間制限があるからこそ、処理スピードが自然に上がりました。
- 相手の時間をより意識できるようになった:助け合いの重要性が見えてきます。
- 感謝の気持ちが増えた:上司や同僚に支えられていることを実感し、職場の人間関係がより大切に感じられました。
私の実感
時短勤務は単に「短く働く」だけでなく、仕事の中身を見直し成長する機会にもなりました。自分自身も成長できたと感じています😊
体験談まとめ:時短勤務は私にとって「正解」だった
仕事に打ち込みすぎると家庭が疎かになり気持ちも沈みがちに。家庭に偏りすぎると悩みが増える。人によって感じ方は違いますが、私は時短勤務を選んで正解だったと断言できます。時間的にも精神的にも余裕が生まれ、家庭と仕事のバランスがとれるようになりました。ただし、給与の減少や業務効率化の負担などは事前に理解しておく必要があると強く感じます。
これからの働き方と葛藤
私の会社では時短勤務の適用は就学前までが条件です。期限が迫る中、今は転職やパート、そして副業なども視野に入れて収入と時間のバランスに悩み続けています。ただ、職場を変える不安や新しい環境に適応できるかという気持ちもあり、なかなか踏み出せないでいます。今後は実体験に基づく「転職・副業」についても発信していけたらと考えています。
これから育休明け・復帰を考えているママへのアドバイス
- まずは家計の見直しをして、収入減の影響を把握する
- 職場の制度や上司の考えを早めに確認しておく
- 効率化のためのスキル(Excel、タスク管理ツールなど)を身につけると心強い
- 無理しない範囲で「制度を使ってみる」
最後に
「正解」は1つではありません。一度きりの人生です。あなたの家庭・心・キャリアのバランスを軸に、後悔のない選択ができますように✨️
最後まで読んでいただき、ありがとうございます😊皆さんがご自身に合った良い選択をできますように🙏